こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。
フィッカデンティ監督の術中にハマった鹿島は、思い通りの試合運びができず、この試合で連勝がストップ。
だましだまし戦ってきた部分が見えた試合となってしまいました。
では、この試合のフォーメーションと得点状況を振り返っていきたいと思います。
目次
フォーメーション&スタメン
フォーメーション
サガン鳥栖 スタメン
システム:4-3-2-1
GK 33 権田修一
DF 13 小林祐三 5 キム・ミンヒョク 15 チョン・スンヒョン 23 吉田豊
MF 6 福田晃斗 14 高橋義希 4 原川力
FW 40 小野裕二 27 田川亨介 32 ビクトル・イバルボ
鹿島アントラーズ スタメン
システム:4-4-2
GK 21 曽ケ端準
DF 22 西大伍 5 植田直通 3 昌子源 16 山本脩斗
MF 20 三竿健斗 4 レオ・シルバ 13 中村充孝 11 レアンドロ
FW 33 金崎夢生 8 土居聖真
前半
鳥栖の2シャドー3ボランチに大苦戦した鹿島
とにかく大苦戦した前半と言っても過言ではないでしょう。
鹿島は前からプレスにくる相手に後手を踏む事が多いですが、今回も同様で寄せられてはミスを連発。
鳥栖に攻められると2シャドーと原川、福田のマークに苦戦。
この辺りはパニックに陥っている様子も感じられました。こういう時にピッチ内で統率が取れる人がいれば良いのですが…。
下の図のハイライトのところのマークが整理されていませんでした。
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後半
【鹿島】流れを変えるために安部を投入
62分 OUT:13 中村充孝 → IN:30 安部裕葵
鳥栖が少し引いた事もあって、前半ほどは押されなくなった鹿島ですが、スーパーサブとして定着した安部を入れて活性化を図ります。
鳥栖は後半から小野と田川が左右でポジションチェンジしています。
【鹿島】ペドロを投入 得点を狙う【鳥栖】運動量の落ちた小野を下げる
78分 OUT:8 土居聖真 → IN:7 ペドロ・ジュニオール
安部投入後も乗り切れない流れを変えようとする鹿島はケガ明けのペドロを投入。
78分 OUT:40 小野裕二 → IN:25 アン・ヨンウ
鳥栖は小野のスタミナを考慮した交代でしょうか。アン・ヨンウが入りました。
【鳥栖/ゴール】マークの受け渡しがうまくいかない鹿島が失点
80分 福田晃斗
鹿島失点。
福田がハーフラインあたりからドリブル。鹿島は前のめりになっていた分、後手にまわります。
福田からダイアゴナルに走ったアン・ヨンウにパス。
ペナ奥で深さを作ったアン・ヨンウから近くに寄ってきた田川にパス。
田川からのクロスを長い距離を走ってゴール前に入ってきた福田がヘッド。これが決まって1-0。
リプレイで見ると福田は最初に三竿が見ていたんですが、マークの受け渡しなのか昌子に一声かけているようでした。
これが通じたのかどうかわかりませんが、人が足りなかったわけではないので気の緩みが生んだ失点のように感じます。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第28節
🆚 鳥栖vs鹿島
🔢 1-0
⌚ 80分
⚽ 福田 晃斗(鳥栖)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇 https://t.co/3jbfnWNlY5 pic.twitter.com/euk3G7Fiux— Jリーグ (@J_League) 2017年9月30日
【鹿島】 伊東を投入 縦のスピードを生かせるか【鳥栖】豊田を入れて前線でキープに出るか
86分 OUT:4 レオ・シルバ → IN:24 伊東幸敏
鹿島としてはいつもの一手なんですが、カードを切るのが遅すぎました。
88分 OUT:27 田川亨介 → IN:11 豊田陽平
鳥栖は田川を下げて、豊田を投入。イバルボと豊田の2本柱になりました。手ごわい…。
【鳥栖】 古巣対戦の青木を投入して試合終了
90+6分 OUT:32 ビクトル・イバルボ → IN:35 青木剛
時間を使うための選手交代、古巣鹿島に向けて青木の顔見せも兼ねてくれたんじゃないでしょうか。
青木が入ってそのまま試合終了。
試合終了 サガン鳥栖 1-0 鹿島アントラーズ
フィッカデンティの思惑どおりになってしまった試合
今までなんとなく勝ってきた鹿島でしたが、ついにツケを払う事になりましたね。
さすがフィッカデンティ監督。2シャドー、左右のボランチに振り回されてしまいました。
曽ヶ端のセーブがなければ2-0でしたし、完敗です。
イバルボのフィジカルがスゴイです( ゚Д゚)
鹿島の選手ではレオシルバのネガティブ・トランジションが遅いところが気になりました。
昌子も代表から戻ってきてからどこかフワフワしているように見えます。代表病でしょうか。
二人とも実力は疑いようのない素晴らしい選手ですから、中断期間でリフレッシュにして戻ってきて欲しいですね。
昌子は代表ですが。
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