こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。
1点が遠い試合展開でしたが、チャンスをしっかり決めて、試合を終わらせることができました。
鹿島らしさを取り戻したチームは、連覇に向けて盤石となったのではないでしょうか?
それでは、フォーメーションと得点状況を中心にこの試合を振り返っていきたいと思います。
目次
フォーメーション&スタメン
フォーメーション
鹿島アントラーズ スタメン
システム 4-4-2
GK 21 曽ケ端準
DF 22 西大伍 5 植田直通 3 昌子源 16 山本脩斗
MF 20 三竿健斗 4 レオ・シルバ 25 遠藤康 11 レアンドロ
FW 33 金崎夢生 8 土居聖真
浦和レッズ スタメン
システム:4-1-4-1
GK 1 西川周作
DF 6 遠藤航 22 阿部勇樹 2 マウリシオ 5 槙野智章
MF 16 青木拓矢 9 武藤雄樹 10 柏木陽介 15 長澤和輝 8 ラファエル・シルバ
FW 30 興梠慎三
前半
ほとんどの時間でペースを握った鹿島
前半ほとんどの時間は鹿島のペースで進みました。
その中でもポストに当たった遠藤康のFKや、レオ・シルバの突破からレアンドロのシュートなどの決定機もありましたが、決まらず。
得点は決まらなかったものの、後半も同じようにゲームを進めていけばチャンスはありそうです。
浦和は唯一の決定機を生かせず
ボールを持つ時間の多かった浦和ですが、後ろでボールをまわす時間が多く、効果的な攻撃は生まれませんでした。
前半終了間際にラファエル・シルバが興梠とのワンツーで抜け出した場面がありましたが、鹿島はディフェンスラインの奮闘でゴールを許さず。
浦和は前半で一番の決定機を逃してしまいました。
ひとつ気になったのは、武藤が試合から消えてしまっているところですね。もう少し下がってボールを受けて、自分のリズムを作っても良さそうでした。
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後半
スペースが空いてきたことでお互いに攻め合う展開に
前半終わりから武藤とラファエル・シルバがサイドを変えていましたが、後半もそのままいくようです。
後半に入ってからは徐々にスペースが空いてきたことで、試合展開がスピーディーになりました。
鹿島は浦和のペースに付き合わず、ボール落ち着ける時間があってよかったと思います。
【浦和】青木が負傷交代【鹿島】鈴木を投入にして勝負に出る
74分 OUT:16 青木拓矢 → IN:21 ズラタン
接触によるものか分かりませんでしたが、青木が続行不可能になり担架に乗ったまま下がっていきました。
この負傷により、浦和はズラタンを投入。長澤、興梠が1列ずつ下がり、ズラタンがトップに入ります。
78分 OUT:8 土居聖真 → IN:9 鈴木優磨
ここまで無得点の鹿島は、いよいよ鈴木優磨を投入。この試合を勝ちにいきます。
【鹿島/ゴール】西のアーリークロスにレアンドロが合わせてゴール
80分 レアンドロ
クリアボールを金崎、鈴木と収めて、遠藤康へつなぐ。
①遠藤康はタメをつくりつつ、上がってきた西にパス。西は中の状態を確認しながら、アーリークロスを入れる。
②金崎、鈴木がニアで潰れたところに大外からレアンドロが走りこんできてボレーシュート。これが西川の股下を抜いてゴール。
本来レアンドロのマークは遠藤航ですが、スライドして鈴木のマークについていたため、レアンドロがフリーになりました。
レアンドロの動きに気がついた柏木が必死に戻りましたが、間に合わず。西のクロスもよかったです。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第32節
🆚 鹿島vs浦和
🔢 1-0
⌚ 80分
⚽ レアンドロ(鹿島) #Jリーグ
その他の動画はこちら👇 https://t.co/ci219LvEie pic.twitter.com/JHiGYFuzOz— Jリーグ (@J_League) 2017年11月5日
【鹿島】遠藤の運動量を考慮して伊東を投入【浦和】高木を入れて同点を狙う
81分 OUT:25 遠藤康 → IN:24 伊東幸敏
鹿島は得点が決まった直後に伊東を投入。西が1列上がります。
83分 OUT:10 柏木陽介 → IN:13 高木俊幸
同点を目指す浦和は柏木を下げて、高木を投入。高木が左サイドに出て、武藤がセンターへ。
【鹿島】永木を投入し、ゲームを終わらせに入る【浦和】森脇を投入 遠藤と長澤を1列上げる
88分 OUT:11 レアンドロ → IN:6 永木亮太
鹿島は左サイドハーフに永木を投入し、試合を終わらせに入ります。
88分 OUT:9 武藤雄樹 → IN:46 森脇良太
浦和は森脇を入れて、長澤、遠藤を1列前に上げました。
試合終了 鹿島アントラーズ 1-0 浦和レッズ
無失点で試合を終えた鹿島
何度かピンチはありましたが、無失点で試合を終えた鹿島。
4バックの安定感はもちろんですが、レアンドロがペナルティエリア内まで必死で守備に戻る場面や、後ろがプレスをかけられないと見るやダッシュで戻ってくる金崎などチーム全体の守備意識が戻ってきました。
1人1人がサボらず、チームにとって必要なプレーをできる状況であれば、そうそう負ける事はないと思います。
右サイドのコンビは健在
遠藤康がスタメンに戻り、西-遠藤のラインが復活しました。
遠藤の場合はタメも作れますし、中に入っていくだけではなく、サイドに開く事もできるので、チームに複数の選択肢を与えてくれます。
それにくわえて、守備意識も高く、チームをプレーで鼓舞する場面もありました。
この試合では遠藤→西とつないでからのアーリークロスで1点取っていますし、ボールを持てる右サイドで作って、左で決めるという鹿島が得意なパターンをもっとみたいですね。
川崎Fの試合結果次第では、次節の柏戦を前に優勝が決まる可能性がありますが、ホーム最終戦できっちり勝って優勝を決めたいです!
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