こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。
またしてもナウドに救われたシャルケ。
今シーズン前半戦を劇的な引き分けで終えました。
それでは、フォーメーションと得点状況を中心にこの試合を振り返っていきたいと思います。
フォーメーション&スタメン
フォーメーション

フランクフルト スタメン
システム:3-5-2
GK 1 フラデツキー
DF 13 サルセド 23 ルス 3 ファレット
MF 27 ヴォルフ 17 ボアテング 5 フェルナンデス 15 ウィレムス 11 ガチノビッチ
FW 8 ヨビッチ 4 レビッチ
シャルケ スタメン
システム:3-5-2
GK 1 フェアマン
DF 17 スタンブリ 29 ナウド 5 ナスタシッチ
MF 7 マイヤー 18 カリジュリ 24 オツィプカ 28 シェプフ 25 アリ
FW 19 ブルクシュタラー 11 コノプリャンカ
前半
【フランクフルト/ゴール】ヨビッチがクロスから電光石火のゴール

2分 ヨビッチ
キックオフ直後に失点。
①スタンブリの裏に走ったレビッチがボールをキープし、中央にクロス。
②中央で受けたガチノビッチはさらに右に流す。
③ヨビッチがすべりながら押し込んでゴール。
あまりにお粗末な失点した。ガチノビッチのところはアンカーのマイヤーがしっかりマークしておいて欲しいところですね。
狙われたスタンブリ
先制された場面もそうですが、この試合ではスタンブリのところを狙われた印象があります。
フランクフルトは前からのハイプレスでボールを奪いにきていましたが、スタンブリがボールを持ったところで、さらにギアが入ったように見えました。
そしてロングボールを入れるときには3バックでは一番フィジカル的なプレーが得意ではないスタンブリのところを狙い、実際に得点につなげています。
前半なかばを過ぎたあたりから、試合がシャルケペースになり、フランクフルトのハイプレスも落ち着いたことで、スタンブリが狙われることも少なくなりました。
センターFWとしてのコノプリャンカ
ツートップの一角にコノプリャンカを起用したこの試合。今までの試合展開とは違い、裏へのパスが多く入りました。
コノプリャンカはボールを持ってナンボの選手ですから、裏に抜けてからクロスという展開もあり、コノプリャンカなりのFW像を見せてくれました。
ウイングがベストポジションなのは変わりませんが、ツートップであれば、センターFWとしてもおもしろい存在です。
【フランクフルト】チャンドラーを投入

42分 OUT:15 ウィレムス → IN:22 チャンドラー
負傷した様子もなかったので、戦術的な交代のようです。
シェプフのスタメン起用
この試合でセンターハーフとして起用されたシェプフ。前半途中までは連携も噛み合わず、パスが合わないシーンもありましたが、徐々に適応し前半終盤には右サイドで2人剥がしてクロスを上げるなどいいプレーを見せました。
前半終了間際には惜しいシュートも放ちましたが、キーパーのナイスセーブでゴールならず。調子が上がってくれば継続してスタメン起用もあり得るかもしれません。
スポンサーリンク
後半
【フランクフルト】ハラーを投入【シャルケ】ディ・サントを投入

50分 OUT:4 レビッチ → IN:9 ハラー
先制点の起点となったレビッチが下がって、ハラーが入りました。
56分 OUT:25 アリ → IN:9 ディ・サント
1本惜しいシュートがあったものの、目立った活躍を見せられなかったアリが下がって、ディ・サントが入ります。
【フランクフルト/ゴール】ハラーにヒールでのゴールを決められる

66分 ハラー
ゴールキックを受けたスタンブリはドリブルしながら、前方のシェプフへパス。
①このパスをカットしたガチノビッチがゴールライン近くまでドリブル。カバーに入ったマイヤーも抜いてからクロス。
②クロスはナウドに当たり、ボールはマイナス方向に向かったものの、ハラーがヒールで決めた。
シェプフへのパスが完全に狙われていました。あの状態であれば、スタンブリは一度後ろに下げる選択肢もあったと思います。
【シャルケ】エンボロを投入してシステムを3-4-3に変更

68分 OUT:11 コノプリャンカ → IN:36 エンボロ
2失点したシャルケはエンボロを投入してシステムを3-4-3に変更しました。マイヤー、シェプフがボランチに入り、かなり攻撃的な布陣に。
【シャルケ】マッケニーは試合展開を変えられるか

81分 OUT:28 シェプフ → IN:2 マッケニー
エンボロの投入でボランチに入ったシェプフを下げて、本職のマッケニーが投入されました。
【シャルケ/ゴール】裏に抜けたブルクシュタラーのクロスからエンボロが決めて1点差

82分 エンボロ
①中央でボールを持ったマイヤーから裏に抜けるブルクシュタラーに浮き球のパス。
②ブルクシュタラーはドリブルで縦に仕掛けてクロス。
③エンボロがクロスにつめてゴール。
やっと裏狙いが得点に結びついたシャルケ。あの位置から出したマイヤーのパスはお見事です!
【フランクフルト】失点直後にバルコクを投入

82分 OUT:8 ヨビッチ → IN:28 バルコク
フランクフルトは失点直後にバルコクを投入しました。
【シャルケ/ゴール】またもアディショナルタイムのナウド弾!

90+5分 ナウド
アディショナルタイムにテデスコ監督が退席処分になった直後、ナウドが決めました!
スタンブリのロングフィードをナウドとルスが競って、ルスに当たったボールがブルクシュタラーへ。両チーム入り乱れてボールを奪い合っていたところで、こぼれたボールがナウドのもとに転がりました。
このボールをナウドが右足インサイドでしっかり狙ってシュート。これが決まって同点に追いつきました。
試合終了 フランクフルト 2-2 シャルケ
攻撃のイメージが出ないシャルケ
前半途中からはシャルケペースで試合が進んだため、いつかは得点できるというような空気が流れていましたが、その空気とは反対にショートカウンターから失点しまいました。
最終的にはナウドを前線に上げたパワープレーから得点を決め、引き分けに持ち込みましたが、相手に引かれた場面で崩しのイメージが見えなかったことは課題になったのではないでしょうか?
ブルクシュタラーとナウドが不在でも得点できるようなチームを目指したいですね。
NEXT 2017/18 ポカール 3回戦 シャルケ04 VS ケルン レビュー
PREV 2017/18 ブンデスリーガ 第16節 シャルケ04 VS アウグスブルク レビュー