植田直通選手は2013年に大津高校を卒業し、鹿島アントラーズに加入した。
加入2年目からレギュラーを確保。フィジカルの強さを活かしたプレーで鹿島アントラーズのディフェンスラインを支えてきた。
この記事では、植田直通選手のこれまでのキャリアや、プレースタイルを紹介する。
目次
植田直通選手のプロフィール
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- 名前:植田 直通(うえだ なおみち)
- ポジション:DF
- 身長/体重:186cm / 79kg
- 生年月日:1994/10/24
- 利き足:右
植田直通選手のキャリア(経歴・所属クラブ)
[timeline title=”植田直通選手のキャリア”]
[ti label=”2010~2013″ title=”大津高校”]
地元熊本の強豪・大津高校サッカー部に入部。
大津高校が所属するプリンスリーグ九州では1年生のときからレギュラーとして活躍した。[/ti]
[ti label=”2013~2018″ title=”鹿島アントラーズ”]
大津高校の同級生・豊川雄太選手(現・KASオイペン/ベルギー)とともに鹿島アントラーズに加入。
2013シーズンは開幕スタメンを狙うも、なかなか試合に絡むことはできなかった。
ナビスコ杯(当時)、天皇杯のみの出場。
2014シーズンからはレギュラーに定着。
昌子源(現・トゥールーズFC/フランス)とともに若いセンターバックコンビを形成した。
リーグ戦ではのちに鹿島アントラーズでチームメイトとなる高崎寛之選手(当時・徳島ヴォルティス/現・松本山雅FC)に空中戦で完敗して途中交代させられるなど、さまざまな経験を経て成長していった。
2015シーズンはアジアカップの日本代表に選出されるが、出場機会はなかった。
2016シーズンに開催されたオリンピック代表ではレギュラーとして活躍した。
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[ti label=”2019~” title=”セルクル・ブルージュ”]
2018夏にセルクル・ブルージュ(ベルギー)へ完全移籍。
W杯に出場できなかったこともあり、さらなる成長を求めた結果の移籍だった。
3バック、4バックどちらも経験し、幅を広げている。
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植田直通選手のプレースタイル
メインのポジションはセンターバック。
日本代表では右サイドバックで起用されたこともある。
圧倒的なフィジカルを生かしたセンターバックで、相手FWと火花を散らしたバトルを見せる武闘派だ。
空中戦に強い
植田直通選手の魅力はなんと言っても相手FWとの迫力満点のエアバトルだ。
徐々にコーナーキックからの得点も増えており、得意の空中戦で攻守に貢献している。
186cmの恵まれた体格と高いジャンプ力を活かしてFWと競り合う姿は格闘技さながらで植田選手の闘争心をバチバチ感じる。
テコンドーの世界大会に出場した経験を持ち、「試合中に血を流すことが目標」と発言するなどまさに武闘派だ。
しかし、ももいろクローバーZのファンでMステのステージを観覧しているところをカメラに抜かれたり、少女マンガを読んだりとサッカー外では可愛らしい。
スピード勝負も得意
空中戦に強いセンターバックはスピード勝負を苦手としていることが多い。
しかし、植田選手はスピード勝負にもついていくことができる。
スピードに特徴のあるタイプの相手がきたとしても対等にプレーできるため、チームが必要以上にディフェンスラインを下げる必要もなく、コンパクトな布陣を保ったまま試合を進められる。
予測能力の成長
植田選手が急成長を見せているのがディフェンス技術だ。
鹿島アントラーズで試合に出始めた頃は不用意にズルズルと下がってしまったり、相手に寄せすぎてかわされてしまうシーンが多かった。
現在では味方のカバーリングを確認して積極的にボールにチャレンジし、ボールを奪いきったり、鋭い出足でのインターセプトを見せることが増えてきた。
弾丸フィード
たまに見せる対角線に蹴る弾丸のようなフィードも素晴らしい。
鹿島アントラーズでレギュラーを確保したころはよく蹴っていたが、ここ最近ではあまり見られなくなった。
有効なサイドチェンジとなるため、フリーの味方を見つけてズバーっと綺麗な球筋のフィードを見せてほしい。
まとめ
- 競り合いに強い武闘派センターバック
- スピードもある
- ディフェンスの予測能力は成長中
- 弾丸のようなフィードも蹴ることができる
植田直通選手はフィジカルに特徴があるセンターバックだ。
海外でも臆することなくプレーしてフィジカルを世界基準にフィットさせ、ビルドアップを磨けば、文句なしのセンターバックになれる。
植田選手が世界に誇るセンターバックとして、活躍する姿を楽しみにしている。