山本脩斗選手は2014年にジュビロ磐田から鹿島アントラーズに移籍して以来、主力の左サイドバックとして活躍している。
好守に堅実なプレースタイルで、縁の下の力持ち的な選手だ。
この記事では山本脩斗選手のこれまでのキャリアや、プレースタイルを紹介する。
目次
昌子源(鹿島アントラーズ)万能型センターバックとしてのプレースタイル
三竿健斗はなぜ鹿島アントラーズでスタメン出場できるのか
植田直通(鹿島アントラーズ)エアバトラーからスーパーなセンターバックへ【プレースタイル】
山本脩斗選手のプロフィール
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- 名前:山本 脩斗(やまもと しゅうと)
- ポジション:DF
- 身長/体重:180cm / 69kg
- 生年月日:1985/06/01
- 利き足:右
山本脩斗選手のキャリア(経歴・所属クラブ)
[timeline title=”山本脩斗選手のキャリア”]
[ti label=”2001~2004″ title=”盛岡商業高校”]
斎藤重信監督の指導を受ける。
斎藤監督は大船渡高校時代に小笠原満男氏も指導していた。
その縁もあり、山本選手は小笠原氏を尊敬している。
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[ti label=”2004~2008″ title=”早稲田大学”]
のちに鹿島アントラーズに入団する鈴木修人と同期。
アンダー世代の日本代表にも選出される。
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[ti label=”2008~2013″ title=”ジュビロ磐田”]
早稲田大学を卒業後、ジュビロ磐田に入団が決定する。ところがメディカルチェックで血栓が血管を詰まらせてしまう病気(血栓症)が見つかり、治療の間は欠場した。その後プレーできるようになったものの、ジュビロ磐田では活躍しきれなかった。
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[ti label=”2014~” title=”鹿島アントラーズ”]
ジュビロ磐田がJ2に降格することが決定。
当時の鹿島アントラーズ監督トニーニョ・セレーゾが獲得を希望し、鹿島アントラーズに移籍することになった。
ジュビロ磐田で出場機会を失っていた選手を獲得することに、否定的な鹿島サポーターもいた。しかし、批判の声をハネ返すほどの活躍を見せた山本選手は、鹿島アントラーズで愛される選手になった。
2017年には活躍が評価され、日本代表に選出された。
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山本脩斗選手のプレースタイル
メインポジションは左サイドバック。
チーム事情により右サイドバック、センターバックとしてプレーすることもある。
運動量が豊富で、攻守の能力が高いオールマイティーなサイドバックだ。
豊富な運動量
サイドバックにはスタミナ自慢の選手も多い中、山本選手も運動量が豊富な選手だ。
その運動量は、延長戦後半でも猛スピードで攻め上がれるほど。
疲れている味方の分もカバーできる献身性も兼ね備えている。
ヘディングの強さ
山本選手の特徴の1つはヘディングの強さだ。
身長やジャンプ力よりも、タイミングやポジショニングの上手さで競り勝つことが多い。
Jリーグではサイドバックの身長が低いところをついて、長身のFWをサイドバックの近くに配置してくるチームもある。
山本選手はヘディングが強いため、競り合いに自信のある相手とも互角に渡りあえる。
攻撃時にはコーナーキックからの得点をはじめ、右サイドからのクロスボールをヘディングシュートする場面や、中央で待つFWに折り返したりするプレーを見せる。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第15節
🆚 鹿島vs札幌
🔢 1-0
⌚ 2分
⚽ 山本 脩斗(鹿島)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇https://t.co/3jbfnWNlY5 pic.twitter.com/ihLVS0U4MY— Jリーグ (@J_League) 2017年6月17日
山本 脩斗(鹿島)がCKからヘディングで先制点! 明治安田J1のゴール動画を公開中!▼ https://t.co/8bhI5dfTGw #Jリーグhttps://t.co/UYipCMYF8I
— Jリーグ (@J_League) 2016年6月25日
カバーリングをサボらない
山本選手は守備意識が高い。カバーリングも精力的にこなし、ディフェンスラインに安定感をもたらす。
サイドバックのディフェンスではセンターバックが持ち場を離れた際、中央をカバーをしなくてはならない。(しぼる動き)
たとえば、センターバックがサイドに引っ張られたときは、下の図のとおりに絞ってスライドする。
山本選手はキッチリ中央にスライドして、センターバックが開けたスペースを埋めている。そこまでは他のサイドバックの選手でも行う基本的なプレーだ。特筆すべきは山本選手がカバーリングをサボらないこと。忠実に中央を埋めることでチームを助けている。
まとめ
- 総合的な能力の高いサイドバック
- 運動量が豊富
- ヘディングが得意
- 中央のカバーリングもサボらない
山本脩斗選手は総合的な能力の高いサイドバックだ。
豊富な運動量を生かして攻守に貢献し、ヘディングが強いのもストロングポイント。
最近ではフィジカルを活かしてゴリゴリしたドリブルでサイドを突破する場面を見せるなど、今も成長を続けている。
その一方でスピードや俊敏性に特徴を持つ選手は苦手にしており、後手にまわることもある。大きな試合でマークを外してしまうなどのミスを見せてしまうことも……。
鹿島アントラーズで不動の左サイドバックとして君臨する山本脩斗選手。
すでにベテランの域に達している。今後も活躍を期待したい。
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