フォーメーション

【フォーメーション図あり】2017 J1 第26節 アルビレックス新潟 VS 鹿島アントラーズ レビュー

2017 J1 第26節 アルビレックス新潟 VS 鹿島アントラーズ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。

最下位・新潟との一戦は、前半だけで2失点する苦しい展開の中、後半に怒涛の4得点で勝利。

試合には勝利したものの、試合運びに課題を残しました。

それでは、フォーメーションと得点状況を中心にこの試合を振り返っていきたいと思います。

目次

フォーメーション&スタメン

フォーメーション

アルビレックス新潟 スタメン

システム:4-2-3-1

GK 1 大谷幸輝

DF 8 小泉慶 50 富澤清太郎 44 大武峻 27 堀米悠斗

MF 6 磯村亮太 13 加藤大 7 ホニ 40 小川佳純 9 山崎亮平

FW 11 ドウグラス・タンキ

鹿島アントラーズ スタメン

システム:4-4-2

GK 21 曽ケ端準

DF 24 伊東幸敏 5 植田直通 3 昌子源 22 西大伍

MF 20 三竿健斗 4 レオ・シルバ 11 レアンドロ 8 土居聖真

FW 33 金崎夢生 14 金森健志

前半

【新潟/ゴール】前半開始早々にロングカウンターからドウグラス・タンキに決められる

新潟 ゴール

5分 ドウグラス・タンキ

レアンドロのドリブルを自陣深い位置で取り返した山崎がハーフライン近くまでドリブルし、小川へスルーパス。

小川は植田を引きつけながらペナ内までドリブルで侵入し、中へクロス。走りこんだドウグラス・タンキのシュートが決まり新潟がロングカウンターで先制。

山崎のスルーパスは見事でしたが、鹿島としてはトップ下で自由に動く小川を捕まえられず。

カウンターを受けた時点では昌子が高い位置で山崎にアタックした為、植田がドウグラス・タンキと小川に見る事に。

この場面で三竿はスライディングして山崎のパスをカットしようとして失敗していますが、スライディングせずドウグラス・タンキのマークについていったほうがよかったのではないかと思います。

攻撃時にリスクマネージメントが出来ていなかった事と、小川のポジショニングが見事だった事で決まった得点のように感じました。

【新潟/ゴール】新潟の流れるような攻撃を止められず前半終了間際に失点

新潟 ゴール

45分 ホニ

新潟は左サイドで小川、山崎、堀米の3人の関係を使い、パスを回しながら昌子をサイドへ引き出します。

その3人が空けた中のスペースに磯村侵入、マークに付いていた金森は対応できず、磯村はフリーでペナ内までドリブル。

ドウグラス・タンキのマークに付いていた植田が磯村に寄せた事で、レオシルバが2人を見る事に。

結果レオシルバの背後からきたホニがゴール。

この得点も当初は中にいた小川が徐々に外へスライドし、昌子を引き出して鹿島の真ん中のスペースを空けたところからスタートしています。

磯村も見事でしたが、小川も素晴らしかったです。

スポンサーリンク

後半

【鹿島/ゴール】後半開始早々にCKからゴールを決めて反撃を開始した鹿島

鹿島 ゴール

49分 レアンドロ

ハーフタイムに大岩監督から気合いを注入されたであろう鹿島が早速1点返します。

レオシルバのCKをニアで西がフリック。中にいたレアンドロがヘッドでゴール。

苦しい試合でCKから点が取れるのは大きいです。

【鹿島】安部を投入し、同点への意欲を見せる【新潟】富山を投入し前線の運動量を増やす

鹿島 選手交代

61分 OUT:14 金森健志 → IN:30 安部裕葵

鹿島は金森を下げて、安部を投入。土居がFWに上がり、レアンドロが左、安部が右に入ります。

新潟 選手交代

66分 OUT:11 ドウグラス・タンキ → IN:39 富山貴光

新潟は献身的なチェイスでスタミナが尽きたドウグラス・タンキを下げて、富山を投入。

【鹿島/ゴール】囲まれても落ち着いていた西のパスからレアンドロが今日2点目のゴールを決める

鹿島 ゴール

67分 レアンドロ

中央左よりでボールを持った安部がドリブルでペナ内に侵入。

シュートを放つも小泉がブロック。そのこぼれが西の足元へ。

西は冷静に中のレアンドロへパス。レアンドロが落ち着いてゴールに右に決め、同点。

2点とも西→レアンドロコンビでの得点。

強気でペナ内までドリブルした安部と囲まれても冷静な西、レアンドロ。見事でした。

【新潟】原を投入し後手にまわっている中盤の引き締める

新潟 選手交代

75分 OUT:13 加藤大 → IN:34 原輝綺

2失点で同点に追いつかれた新潟は加藤を下げて原を投入。中盤での運動量を確保する狙いでしょうか。

【鹿島/ゴール】三竿の鋭い縦パスからレアンドロがゴールを決めてハットトリック達成

鹿島 ゴール

81分 レアンドロ

安部が三竿健へ下げ、その三竿健からレアンドロへ速い縦パス。

レアンドロはワントラップで前を向くと同時に、寄せてきた小泉をかわし、冷静にシュート。

このゴールでレアンドロはハットトリック。

鹿島が逆転に成功します。

【新潟】ドリブルでの崩しを期待し伊藤を投入【鹿島】山本を入れて守備を強化

新潟 選手交代

83分 OUT:7 ホニ → IN:17 伊藤優汰

逆転された新潟はホニを下げて、ドリブラー伊藤を投入。

鹿島 選手交代

86分 OUT:11 レアンドロ → IN:16 山本脩斗

鹿島は殊勲のレアンドロを下げて左SBの山本を投入。

これにより、西が1列前に上がります、安部が右へポジションチェンジ。

【鹿島/ゴール】西が奪取したPKを金崎がきっちり決めて勝負あり

鹿島 ゴール

89分 金崎夢生 (PK)

CKの崩れから植田のシュート?が西の足元へ。

西は背後の富山を感じながらターン。富山が足をかけてしまいPKの判定。

西はこの試合2アシスト、1PKゲットの大活躍。

このPKを金崎がしっかり決めて2-4。

【鹿島】右サイドに永木を投入し試合を終わらせに入る

鹿島 選手交代

89分 OUT:8 土居聖真 → IN:6 永木亮太

4点目をゲットした鹿島はPKが決まった直後に土居を下げて永木を投入。

安部が1列上がり、永木は右MFに入ります。

試合終了 アルビレックス新潟 2-4 鹿島アントラーズ

前半押し込みつつも、2失点した鹿島でしたが、後半に4得点。

試合をひっくり返して勝利。首位をガッチリキープしています。

新潟は小川を中心にキレイなパスで崩すシーンもあり、前半の戦いを後半も維持する事ができれば可能性を感じられるのですが…。

鹿島は中3日で天皇杯・浦和戦を控えています。おそらく何名かはターンオーバーするでしょうから、総力戦で残り2冠を取りたいところですね。

次節は三竿健が出場停止。CB前できっちり蓋をしてくれるのは鹿島のボランチの中で彼だけなので、そこに不安が残ります。

NEXT 2017 J1 第27節 鹿島アントラーズ VS ガンバ大阪 レビュー

ABOUT ME
えむ
えむ
鹿島アントラーズからサッカーを読み解く「蹴球鹿」の中の人です。 鹿島のレジェンド・相馬直樹選手を見てサッカーをはじめてからずっと鹿島アントラーズを応援しています。 学生時代のポジションは左サイドバック、ボランチ。 最近当ブログ記事の無断転載が増えています。ご遠慮ください。