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シャルケ フォーメーション・システムまとめ【2018年版】

シャルケフォーメーションまとめ2018
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こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。

2017-18シーズンからシャルケの指揮を執るドメニコ・テデスコ監督。

そのテデスコ監督は3バックを基本とする3-4-3、3-5-2のフォーメーションを好んで使っています。

今回は2017-18シーズンのシャルケが使用しているフォーメーション、システムについて見ていきたいと思います。

フォーメーション:3-4-3

シャルケ-フォーメーション-3-4-3

2017-18シーズンがスタートした直後にシャルケが使用していたフォーメーション。

現在は後述する3-5-2をメインに使用していますが、試合展開によって3-4-3も使用します。

ポイント:センターハーフ

2センターハーフは守備時は横並びですが、攻撃時は右側の選手が少し前に出て、前線をサポートします。(完全な縦関係ではありません)

そのため、右センターハーフにはボックストゥーボックス型のマッケニー、ゴレツカが起用されることが多いです。

ポイント:ウイング

両ウイングは単騎で突破できる能力が求められます。

そのため、ドリブルに特徴があるコノプリャンカ、アリの起用が優先されていました。

コノプリャンカは守備への貢献度が低かったのですが、後ろのオツィプカがある程度カバーしており、左サイドが極端に破綻することはありませんでした。

ピックアッププレーヤー:レオン・ゴレツカ

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来シーズンからバイエルンに移籍することが発表されたゴレツカ。

ゴレツカは中盤やウイングなど、様々なボジションでプレーできますが、ゴレツカのダイナミックなプレーを生かせるのはセンターハーフではないでしょうか。

低い位置でボールを受けたと思えば、次の瞬間には高い位置でボールを呼んでいたり、ウイングの位置でドリブルを仕掛けていたりといろんなところに顔を出せるのはゴレツカの魅力の1つです。

3-4-3のフォーメーションでは、もう1人のセンターハーフがある程度引いた位置でプレーするため、ゴレツカには自由にプレーすることが許されています。

その自由度を生かしたゴレツカのダイナミックなプレーは、シャルケには欠かせないものです。(来シーズン移籍にしてしまいますが……)

ピックアッププレーヤー:イェウヘン・コノプリャンカ

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生粋のウイングプレーヤーであるコノプリャンカ。

コノプリャンカは、独特な間合いのドリブルが特徴のプレーヤーで、サイド深くからのクロスや、カットインしてからの強烈なシュートなど、攻撃にアクセントを与えてくれます。

3-4-3のウイングは個人技で仕掛けられるプレーヤーが使われることもあり、コノプリャンカは積極的に起用されていました。

シュート精度や、守備への貢献度が高ければ文句無しですが、そこは今後に期待です。

フォーメーション:3-5-2

シャルケ3-5-2

2017-18シーズン途中からメインとなったシャルケの基本フォーメーション。

ポイント:アンカー

3-5-2の一番重要なポイントはアンカーです。

このフォーメーションが披露されたとき、アンカーに起用されたのはマイヤーでした。

守備面を心配されたマイヤーですが、それよりも丁寧に振り分ける配球や、時折見せるロングパスなど、アンカーとしての役割を見事にこなしています。

ポイント:インサイドハーフ

アンカーをフォローし、前線にも絡んでいかないといけないインサイドハーフも重要なポイントです。

左はアリ、右はマッケニー、ゴレツカ、シェプフなどいろいろな選手が入っています。

アリは守備意識も高く、単独での突破やスルーパスなど攻撃面でも違いを見せています。

定まっていないのは右インサイドハーフで、出場機会の多いマッケニーは豊富な運動量を生かして攻守に顔を出すものの、ドリブルや、シュート精度が低く、一番手には至らず。

本来であればゴレツカの起用が一番ですが、来シーズンの移籍が決まっている彼を起用するのかという問題があり、出場選手は流動的です。

ポイント:2トップ

3-4-3で1トップのレギュラーはブルクシュタラーでしたが、ポストプレーに長けたタイプではないため、ボールを受けても上手くコントロールできない場面も見られました。

3-5-2で2トップになることで、ブルクシュタラーの近くでプレーヤーがいる状態になり、1人が潰れてボールを受けるなど、お互いを生かしたプレーが可能になりました。

ピックアッププレーヤー 1:マックス・マイヤー

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2017-18シーズンに新たなプレースタイルを得たマイヤー。

元々はトップ下でプレーする機会が多く、トップ下のポジションがない今シーズンは出場機会が限られると思われていました。

実際にシーズンが始まってから起用されたのは、3-4-3のセンターハーフや、1トップとしてなど。本来マイヤーが得意とするポジションではありませんでした。

そして、テデスコ監督はマイヤーを3-5-2のアンカーに起用しました。

これが大当たり。元々パスの能力が高かったマイヤーは中盤の底で丁寧な配球からゲームをコントロール。

キレイな浮き球のパスから決定機を作るなど、多彩な才能を見せつけました。

当初は心配されていたディフェンス面でも、激しくボールに食らいつくシーンを見せ、アンカーとしての地位を確立。

アンカーとしてのマイヤーは今後の成長にも期待が膨らみます。

ピックアッププレーヤー 2:ギド・ブルクシュタラー

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シャルケのエースストライカー、ブルクシュタラー。

野性味あふれるストライカーであるブルクシュタラーは、その得点力をいかんなく発揮してくれます。

ボックスストライカーと思われがちですが、突破力もあり、3-4-3のウイングとしてプレーする機会もありました。

さらに前線からの守備も手を抜きません。

ここ一番の決定力と、強引な突破を見せるブルクシュタラーは、まさにエースストライカーに相応しいプレーヤーです。

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おわりに

今回は2017-18シーズンのシャルケが使用するフォーメーション、システムを紹介しました。

マイヤーのアンカー起用というサプライズなど、注目される場面も多々ありました。

2017-18シーズン終了時は、このままメインのフォーメーションを使うのか、それとも別のフォーメーションになっているのか、テデスコ監督とシャルケから目が離せませんね!