こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。
思惑通りに進んだとは言い切れない試合でしたが、決定機をキッチリと決めたシャルケが勝利。
この勝利で2位まで浮上しました!
それでは、フォーメーションと得点状況を中心にこの試合を振り返っていきたいと思います。
目次
フォーメーション&スタメン
フォーメーション
シャルケ スタメン
システム:3-4-3
GK 1 フェアマン
DF 17 スタンブリ 29 ナウド 20 ケーラー
MF 18 カリジュリ 2 マッケニー 7 マイヤー 24 オツィプカ
FW 9 ディ・サント 19 ブルクシュタラー 11 コノプリャンカ
ハンブルガーSV スタメン
システム:4-2-3-1
GK 1 マテニア
DF 2 ディークマイアー 9 パパドプロース 5 マフライ 6 サントス
Mf 28 ユング 24酒井 43 伊藤 14 ハント 17 コスティッチ
FW 40 アルプ
前半
【シャルケ/ゴール】コノプリャンカの突破で獲得したPKをディ・サントが決めてシャルケが先制
17分 ディ・サント(PK)
左に開いたブルクシュタラーから、中のコノプリャンカにパス。
ボールを受けたコノプリャンカは、横方向にドリブルしたところをユングに倒されてPK。
PKキッカーのディ・サントはGKの逆をつくシュートを決めました。
【ハンブルガーSV】気持ちが空回り気味だった伊藤を下げて、ヴァルトシュミットを投入
35分 OUT:43 伊藤 → IN:15 ヴァルトシュミット
日本ではかなり注目を集めている伊藤ですが、この試合では精彩を欠いていました。
チェイスにいってもアフターチャージになってし、気負いすぎていたのかもしれません。
以前のシステムに戻したシャルケ
マッケニーとコノプリャンカ
マイヤーをアンカーに置く3-5-2のシステムが定着してきたシャルケですが、今節ハンブルガーSV戦では、ボランチが2人ならぶ3-4-3に戻してきました。
前節フライブルク戦ではオフェンシブハーフにコノプリャンカとマッケニーを起用しましたが、2人ともやりにくそうにプレーしていました。
コノプリャンカはドリブルからのカットインが1つの形になっているプレイヤーなので、サイドにポジションを取ったほうがプレーしやすいことは間違いないでしょう。
この試合でもサイドからのカットインで、いいミドルを打っていますし、ペナルティーエリアを横断するようなドリブルからPKも獲得しています。
マッケニーも低めのポジションにいることで、攻守にハードワークできるボックストゥボックスタイプとも言える彼の特性が生きてきます。
マークが厳しい前でボールを待つよりも、後方からスプリントしてチャンスに絡むようなプレーが、マッケニーの得意な部分ですからね。
今回は、コノプリャンカとマッケニーの特性を活かすためにシステムを3-4-3にしただけで、今後は起用によって3-5-2と3-4-3を併用していくかもしれません。
サイドに配置されたディ・サント
今まで3-4-3でディ・サント、ブルクシュタラーを起用するの場合は、センターFWはディ・サント、サイドにブルクシュタラーという起用方法でした。
しかし、この試合では右にディ・サント、センターにブルクシュタラーという配置になっていました。
得点力を考えれば、ブルクシュタラーをゴールの一番近くでプレーさせたいのかと思いますが、ドウクラス・サントスとディ・サントの身長差を考慮したことも考えられます。
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後半
【シャルケ】PKを決めたディ・サントを下げてエンボロを投入
46分 OUT:9 ディ・サント → IN:36 エンボロ
PKを決めたディ・サントですが、それ以降は目立ったプレーもなく前半だけの出場となりました。
ボールが落ち着かない試合展開
後半は両チームともミスからのボールロストが多く、落ち着かない試合展開になりました。
唯一の決定機はハンブルガーSV。
アルプからパスを受けたハントが放ったシュートはゴールポストを直撃。このシーンは決めたかったですね。
【ハンブルガーSV】酒井を下げてボビー・ウッドを投入し攻め手を増やす
69分 OUT:24 酒井 → IN:7 ウッド
前半よりは得点の可能性を感じるハンブルガーSVは酒井を下げて、ウッドを投入。
より攻撃的なメンバーになりました。
【シャルケ/ゴール】カリジュリの3人抜きからコノプリャンカのクロスをブルクシュタラーが決めた
77分 ブルクシュタラー
シャルケがカウンターから追加点を決めました。
中盤でボールをカットしたカリジュリはスピードのあるドリブルで2人を抜き、ゴールに迫ります。
①ドリブルのスピードが止まらないカリジュリは、さらにマフライも抜いて3人抜き。そのままゴールライン際までドリブルします。
②カリジュリがドリブルしたスペースにコノプリャンカが入り、カリジュリからマイナスのパスを受け、中へクロス。
③フリーで待っていたブルクシュタラーが丁寧なシュートを決めた。
このゴールはとにかくカリジュリですね。素晴らしいドリブルでした。
【ハンブルガーSV】ハントを投入【シャルケ】シェプフを投入してコンディションを上げる
83分 OUT:17 コスティッチ → IN:11 ハーン
2失点したハンブルガーSVは、ハーンを投入。
87分 OUT:11 コノプリャンカ → IN:28 シェプフ
2点目を取ったあとは落ち着いて試合をコントロールしていたシャルケは、ケガから復帰後にあまりチャンスを与えられていないシェプフを投入。
コノプリャンカは1PKゲット、1アシストで大活躍でした。
【シャルケ】ナスタシッチを投入して時計の針を進める
90+2分 OUT:7 マイヤー → IN:5 ナスタシッチ
足を気にしていたマイヤーを下げて、ナスタシッチを投入。
スタンブリがアンカーに上がるかと思いましたが、ケーラーがアンカーに入っていました。
マイヤーはベンチでも足を伸ばしていたので、少し心配ですね。
ナスタシッチは次の試合からスタメンに戻れるでしょうか。
試合終了 シャルケ 2-0 ハンブルガーSV
思い通りにはいかない試合でも勝ちきれたシャルケ
すべて思い通りに進むような試合ではありませんでしたが、シャルケはPKとカウンターで効率よくゴールを取って、勝ちきりました。
焦れるような試合展開でもメンタルを崩さずにチャンスを待てるようになってきているチームに期待が膨らみます。
この試合で勝利した結果、リーグ2位に浮上しましたが、次回はルールダービー。
調子が上がっていないドルドムントですが、油断できない相手です。ダービーでの勝利を期待しましょう!
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