こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。
リーグ、天皇杯と連敗した鹿島は、この試合では同点に追いつかれたものの、エースの一撃で勝利。
浦和戦に向けて弾みがつきました。
それでは、フォーメーションと得点状況を中心にこの試合を振り返っていきたいと思います。
目次
フォーメーション&スタメン
フォーメーション
コンサドーレ札幌 スタメン
システム 3-4-2-1
GK 25 ク ソンユン
DF 15 菊地直哉 2 横山知伸 24 福森晃斗
MF 26 早坂良太 10 宮澤裕樹 27 荒野拓馬 32 石川直樹 9 都倉賢 18 チャナティップ
FW48 ジェイ
鹿島アントラーズ スタメン
システム 4-4-2
GK 21 曽ケ端準
DF 22 西大伍 5 植田直通 3 昌子源 16 山本脩斗
MF 20 三竿健斗 4 レオ・シルバ 25 遠藤康 11 レアンドロ
FW 33 金崎夢生 8 土居聖真
前半
序盤は札幌の激しいプレスに苦戦した鹿島 徐々にペースを握る
前半開始直後から激しいプレスを仕掛けてきた札幌。
鹿島は前につなごうとするも潰される場面が多く、落ち着く場面がありません。
札幌のプレススピードが落ちてきたこともあり、鹿島は徐々に試合のペースを握れるようになりました。
鹿島のペースになってから何度がチャンスが生まれました。
前半最大のチャンスは、土居のボール奪取からレアンドロがシュートを打った場面でしたが、これはク・ソンユンがセーブ。
札幌の強力トリオは不発 チャナティップの扱いに疑問
試合開始直後はジェイが中央にポジションを取っていましたが、サイドに流れて起点になる場面が多く、都倉が中央にいる場面が多かったです。
確かにジェイがサイドに流れることで起点はできるのですが、ゴール前には都倉のみという状況も多く、決定的なチャンスは生まれませんでした。
チャナティップは左シャドーとして起用されていましたが、ACLで対戦したときよりも球離れがよかったです。
チームとしてなのか、彼自身の考えなのかは分かりませんが、チャナティップはボールを持てばチャンスを生み出せるプレイヤーです。
もう少しエゴを出してプレーしたほうが彼の良さが出ると思います。
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後半
【鹿島/ゴール】三竿Jリーグ初ゴール!オフェンス面でもチームを救う
47分 三竿健斗
後半開始直後から積極的に攻めに出た鹿島。
①三竿から左サイドに上がってきた山本へロングパス。このボールを山本がヘディングで中に折り返す。
②折り返しのボールを受けた金崎は、強引に前を向こうとするもディフェンス防がれ、ボールがこぼれる。
③このこぼれ球を後ろから走り込んできた三竿がダイレクトでシュート。
これが決まって鹿島が先制。三竿健斗はJリーグ初ゴール。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第31節
🆚 札幌vs鹿島
🔢 0-1
⌚ 47分
⚽ 三竿 健斗(鹿島)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇 https://t.co/ci219LvEie pic.twitter.com/EJnrZq1G6f— Jリーグ (@J_League) 2017年10月29日
【札幌】中盤での劣勢を挽回できるか 兵藤を投入
59分 OUT:27 荒野拓馬 → IN:6 兵藤慎剛
札幌は兵藤を投入。運動量のあるプレイヤーなので、中盤を活性化できるのではないでしょうか。
【札幌/ゴール】兵藤がファーストプレーでゴラッソを決める
60分 兵藤慎剛
CKの前に交代出場した兵藤がファーストプレーで素晴らしいゴールを決めました。
①札幌のCK。福森の蹴ったボールは金崎がクリア。このクリアボールが兵藤のところへ。
②兵藤はダイレクトでミドルシュート。これがポストに当たり、ゴール。
これは兵藤を褒めるしかありません。ゴラッソでした。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第31節
🆚 札幌vs鹿島
🔢 1-1
⌚ 60分
⚽ 兵藤 慎剛(札幌)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇 https://t.co/ci219LvEie pic.twitter.com/I1aeKd0IeA— Jリーグ (@J_League) 2017年10月29日
【鹿島/ゴール】角度のないところから金崎がゴール決める
70分 金崎夢生
①中盤でボールを持ったレオ・シルバから中に入ってきた山本にパス。
②山本は金崎の動きをよく見てスルーパスを入れる。
③金崎はドリブルでゴール近くまで侵入し、角度のないところから強引にシュート。これが決まり鹿島が再びリード。
山本がスルスルっとサイドから中に入ってきたことでフリーになり、DFラインと駆け引きした金崎をよく見てスルーパスを出した場面は素晴らしかったです。
三竿のゴールでも中に折り返したのは山本ですし、この試合では攻守に大きく貢献しました。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第31節
🆚 札幌vs鹿島
🔢 1-2
⌚ 70分
⚽ 金崎 夢生(鹿島)#Jリーグ
試合速報はこちら👇
その他の動画はこちら👇 https://t.co/ci219LvEie pic.twitter.com/cqB5YRWqbi— Jリーグ (@J_League) 2017年10月29日
【鹿島】伊東を投入し西を上げるお馴染みの交代【札幌】金園を投入し同点を目指す
75分 OUT:25 遠藤康 → IN:24 伊東幸敏
鹿島は遠藤の運動量も考慮したのか、伊東を入れて西を上げるいつもの選手交代。
75分 OUT:9 都倉賢 → IN:22 金園英学
札幌はフレッシュな金園を入れて、同点を狙います。
【札幌】小野を投入 システムを4-4-2に変更【鹿島】機動力のある安部を投入
83分 OUT:15 菊地直哉 → IN:44 小野伸二
札幌は菊地を下げて、小野を投入。システムを4-4-2に変更します。
ディフェンスラインは石川をセンターバックに下げて、サイドバックは早坂、福森の4バック。
小野は入って早々にチャンスを作る場面もあっただけに、投入が遅かったのがもったいなかったです。
84分 OUT:8 土居聖真 → IN:30 安部裕葵
鹿島は土居を下げて安部を投入。クレバーな選手ですから、前線を活性化するとともに状況によっては時間を使うプレーもできるでしょう。
【鹿島】鈴木を投入 試合を終わらせる
90+2分 OUT:33 金崎夢生 → IN:9 鈴木優磨
鹿島は最後のカードとして鈴木を投入。試合を終わらせます。
中盤でボールを受けた鈴木が明確な意図を持ってサイドに流れていき、時間を使っていました。
鈴木と安部で「鹿島り」をしている光景は感慨深いものがあります。
試合終了 北海道コンサドーレ札幌 1-2 鹿島アントラーズ
激しいプレスをいなせるチームを目指したい
前半から札幌の激しいプレスを受けた鹿島は、ボールをつなぐことができず、試合をコントロールできていませんでした。
20分過ぎからは札幌のプレスの強度が落ちていたおかげで、ボールを握ることができました。
2点取って勝利したことは素晴らしいですが、激しいプレスをいなせるようなプレーができるようになるともう1ランク上のチームになれると思うのですが…。
「鹿島る」
天皇杯で劣勢だったにも関わらず、「鹿島る」ことを選択しなかった鹿島ですが、この試合では鈴木を投入して、しっかり時間を使って試合を終わらせました。
今後も試合展開を見て、プレーを選択してもらいたいなーと思います。
次節は浦和戦。大一番です!
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