シャルケ04

【フォーメーション図あり】2017/18 ブンデスリーガ 第10節 シャルケ04 VS ヴォルフスブルク レビュー

2017/18 ブンデスリーガ 第10節 シャルケ04 VS ヴォルフスブルク
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こんにちは!えむ (@shukyu_jika)です。

アディショナルタイムに失点し、まさかの引き分けとなったシャルケ。

これでリーグ戦の連勝は2でストップ。下位に沈むヴォルフスブルク相手に勝ち点3が欲しかったところですが…。

それでは、フォーメーションと得点状況を中心にこの試合を振り返っていきたいと思います。

目次

フォーメーション&スタメン

フォーメーション

シャルケvsヴォルフスブルク_スタメン

シャルケ スタメン

システム:3-5-2

GK 1 フェアマン

DF 17 スタンブリ 29 ナウド 20 ケーラー

MF 7 マイヤー 18 カリジュリ 24 オツィプカ 25 アリ 10 ベンタレブ

FW 9 ディ・サント 19 ブルクシュタラー

ヴォルフスブルク スタメン

システム:4-2-3-1

GK 1 カステールス

DF 3 フェルハーフ 17 ウドゥオカイ 25 ブルックス 29 ティセラン

MF 23 ギラヴォギ 27 アーノルド 16 ブワシュチコフスキ 10 マリ 13 ゲルハルド

FW 33 マリオ・ゴメス

前半

試合のペースは握ったもののゴールが遠いシャルケ

前半ほとんどの時間でボールを握っていたシャルケ。

何度かチャンスを作りますが、カステールスの好セーブにあいます。

ディ・サントのヘディングや、デフレクションでコースが変わったアリのシュートは、どちらもカステールスがボールに触れていました。

一方のヴォルフスブルクはチャンスらしいチャンスもなく、オフサイドになったマリオ・ゴメスのヘディングが唯一のチャンスでした。

ケガで欠場のゴレツカに代わって起用されたベンタレブ

この試合、ゴレツカはケガで欠場となりました。

ゴレツカのポジションにはベンタレブが起用され、マイヤーは直近の試合と同様にアンカーのポジションに。

スタメンを見たときにはベンタレブをアンカーに入れるかと思いましたが、テデスコ監督の意図は違ったようです。

前半を見る限りではベンタレブの運動量が少なく、下がってボールを受ける場面が多いので、攻撃が停滞しているように感じました。

ゴレツカの場合はダイナミックな動きで前線が活性化されるので、その面でも物足りないような…。

ベンタレブとしても低い位置のほうがプレーしやすそうでした。

【シャルケ/ゴール】CKでケーラーがファールを受けてPK獲得 ベンタレブが決めてシャルケが先制

シャルケ ゴール

43分 ベンタレブ(PK)

CKのポジション取りで前に出ようとしたケーラーが、ギラヴォギに倒されてPK。

このPKをベンタレブがしっかり決めてシャルケが先制します。

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後半

ナウドがPKが与えるがマリオ・ゴメスのPKは失敗

ナウドが競り合い時に手で相手の顔を押しながらクリアしてしまったことでPKを与えてしました。

PKのキッカーはマリオ・ゴメス。蹴るタイミングで軸足が滑ってしまいシュートはクロスバーの上に。

シャルケは命拾いしました。

【ヴォルフスブルク】ディダヴィを投入し、攻勢を強める【シャルケ】システムを3-4-3に変更

シャルケvsヴォルフスブルク_選手交代1
ヴォルフスブルク 選手交代

66分 OUT:29 ティセラン → IN:11 ディダヴィ

後半はピッチを広く使い、シャルケのマークを広げたおかげでサイドからチャンスを作れていたヴォルフスブルク。

ディダヴィをトップ下に入れ、マリが左サイドハーフ、ゲルハルドが左サイドバックにポジションチェンジします。

ヴォルフスブルクは流れをつかみかけていましたから、ここで1点取るぞ!という交代ですね。

一方のシャルケは55分あたりからシステムを3-4-3に変更しました。

マイヤーとベンタレブのダブルボランチで、アリとブルクシュタラーがウイング、1トップにディ・サントという並びになりました。

守勢にまわっている状況でしたからバイタルエリアを厚くしたいという考えでしょうか?

【シャルケ】レーゼとマッケニーを投入し運動量を確保【ヴォルフスブルク】オリギを投入し2トップに変更

シャルケvsヴォルフスルク_選手交代2
シャルケ 選手交代

75分 OUT:9 ディ・サント → IN:16 レーゼ
77分 OUT:10 ベンタレブ → IN:2 マッケニ

プレーに関与する機会が減っていたディ・サントを下げてレーゼを投入したシャルケ。

続けざまにベンタレブも下げて、マッケニーを投入しました。

マッケニーは攻守の運動量が多い選手なので、広範囲をカバーしてほしいですね。

ヴォルフスブルク 選手交代

77分 OUT:23 ギラヴォギ → IN:14 オリギ

ヴォルフスブルクはオリギを投入。システムを2トップに変更して勝負に出ました。

マリがボランチに下がって、ディダヴィが左サイドハーフになったようです。

【ヴォルフスブルク】ディマタを投入し3トップに【シャルケ】コノプリャンカを投入 カウンターからチャンスをうかがう

シャルケvsヴォルフスルク_選手交代3
ヴォルフスブルク 選手交代

82分 OUT:16 ブワシュチコフスキ → IN:9 ディマタ

ヴォルフスブルクはディマタを投入して、システムを3トップに変更。なりふり構わず1点を取りにきました。

シャルケ 選手交代

83分 OUT:25 アリ → IN:11 コノプリャンカ

シャルケはコノプリャンカを投入。ボールを持てる選手ですし、カウンターからの一撃を狙うということでしょうか?

【ヴォルフスブルク/ゴール】パワープレーから1点をもぎ取ったヴォルフスブルク

シャルケvsヴォルフスルク_ゴール1
ヴォルフスブルク ゴール

90+3分 オリギ

マリにボールが入ったところにナウドが寄せて、クリア。そのクリアボールがアーノルドのところへ。

①アーノルドが低い位置から前線で待ち構えるマリオ・ゴメスにロングボールが入れる。ケーラーに競り勝ったマリオ・ゴメスは中へ折り返す。

②この折り返しがオリギのところへ。オリギのシュートはミートせず威力の弱いボールが、フェアマンの横をすり抜けてゴール。

このパワープレイでシャルケは同点に追いつかれてしまいました。

試合終了 シャルケ 1-1 ヴォルフスブルク

前後半で別のチームになってしまったシャルケ

前半のシャルケは、まさにパーフェクトという内容でした。

自分たちでボールを持ち、失っても各々が近い距離にいるため、すぐ切り替えてボールを奪うことができていました。

しかし、後半になるとヴォルフスブルクがピッチを大きく使いだしたことで、選手間の距離が広がってしまいプレスがハマらない状態に。

マイヤー、ベンタレブともに守備に特徴があるプレイヤーではありません。

この2人を中盤で使うのであればチーム全体が近い距離を保ってプレーし、ボールロストがあっても素早くカバーできるポジショニングが必要です。

シュミット監督の狙いはそのあたりにあったのかもしれません。

終盤に勝ち点3を失う結果になりましたが、まだリーグ戦は続きます。

ルールダービーまでの2試合を連勝して、いい状態でドルトムントに挑みたいですね。

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