鈴木優磨選手は2015年に鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格した。
ジュニアからの生え抜き選手であり、気合いの入ったプレーと何かやってくれそうな雰囲気で、鹿島アントラーズサポーターからも人気がある選手だ。
この記事では、鈴木優磨選手のこれまでのキャリアや、プレースタイルを紹介する。
目次
鈴木優磨選手のプロフィール
- 名前:鈴木 優磨(すずき ゆうま)
- ポジション:FW
- 身長/体重:182cm / 75kg
- 生年月日:1996/04/26
- 利き足:右
鈴木優磨選手のキャリア(経歴・所属クラブ)
[timeline title=”鈴木優磨選手のキャリア”]
[ti label=”2012~2015″ title=”鹿島アントラーズユース”]
鹿島ジュニア→ジュニアユース→ユースに昇格した。
ユース最終年にはJユースカップで優勝を果たした。
当時の鹿島ユースには同時にトップ昇格する大橋尚志選手(現・ツエーゲン金沢)をはじめ、翌年にトップ昇格する平戸太貴選手や町田浩樹選手(鹿島アントラーズ)、田中稔也選手(現・ザスパクサツ群馬)、垣田裕暉選手(現・ツエーゲン金沢/鹿島からレンタル)など有望な人材が多く在籍していた。
決勝の相手ガンバ大阪にも多くの有望選手がいた。堂安律選手(現・フローニンゲン/オランダ)や初瀬亮選手(現・ヴィッセル神戸)など。
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[ti label=”2015~” title=”鹿島アントラーズ”]
トップチームに昇格。
昇格当初はアンダー世代の代表強化のためJ3に参戦していたU-22選抜に招集されていた。
監督がトニーニョ・セレーゾから石井正忠に代わると、鹿島アントラーズでベンチ入りする機会が増えていった。
リーグデビュー戦となった2015年のガンバ大阪戦では、途中出場するとアディショナルタイムにゴールを決め、リーグ初出場、初得点を達成した。
その得点感覚からしばらくはスーパーサブとして重宝されていた。
2018シーズンにはスタメンとして固定され、初のリーグ二桁得点(11点)を達成する。
同シーズンに初の日本代表に選出されるが、怪我のため辞退。代表デビューはお預けとなった。
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鈴木優磨選手のプレースタイル
メインポジションはセンターFW。
ウイングとしてプレーすることもある。
そのプレースタイルは闘争心を前面に出したギラギラ系ストライカーだ。
サイドで起用されたときには、ドリブルを仕掛けることも多く、サイドを突破するプレーも見せる。
クロスへのポジショニングとヘディングの強さ
そこまで上背がある選手ではないが、クロスへのポジショニングとヘディングの強さは鈴木優磨選手のストロングポイントだ。
センターバックとの駆け引きはもちろん、フィジカルの強さを生かしてディフェンスと競り合いながらゴールを決めることができる。
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第22節
🆚 川崎Fvs鹿島
🔢 3-1
⌚ 87分
⚽ 鈴木 優磨(鹿島)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇 https://t.co/3jbfnWNlY5 pic.twitter.com/gwhFzJlxpA— Jリーグ (@J_League) 2017年8月13日
ゴリゴリと突破するドリブル
サイドで起用されたときに鈴木優磨選手がよく使うゴリゴリドリブル。
いろいろなトリックを駆使するわけではなく、ボディフェイントやファーストタッチでディフェンスをかわすプレーも見せる。
ボディバランスの良さや当たりの強さで相手からのチャージをかわす場面もある。
エース #金崎夢生 の先制点!#鈴木優磨 の速いクロスに金崎が飛び込み、鹿島に待望のゴールが生まれる。
明治安田J1第2節 鹿島×G大阪は #DAZN でLIVE中。#時代を変えろ@atlrs_official pic.twitter.com/galOwytaTE
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年3月3日
体を張ったポストプレー
スタメンで起用されるようになると、ポストプレーが上達。ボールが収まる場面が増えた。
収めてから味方に落とすだけではなく、ターンで相手を抜き去るなどバリエーションも豊富。
チームが苦しいときにはボールをキープして時間を作ったり、ファールをもらうなど得点以外でもチームに貢献している。
パスが上手い
パスの上手さも注目すべきポイントだ。
短距離のパスだけではなく、カウンター時の中距離のスルーパス。サイドチェンジの長距離パスも上手い。
キックの上手さだけではなく、周囲を確認できる視野も兼ね備えていることが、パスの上手さにつながっている。
まとめ
- ゴール前でのポジショニングが上手いFW
- ゴリゴリと突破するドリブルも魅力
- ポストプレーも上達している
- パスも上手い
鈴木優磨選手は闘争心を全面に出した生粋のストライカーだ。
ドリブル突破やポストプレーなど、ゴール以外でもチームに貢献している。
一番心配なのは怪我だ。プレースタイル的に相手から削られることも多いので、相手を上手くいなしながらプレーしてほしい。
今後はよりメンタルを安定させて、プレーの波が少ないパーフェクトなストライカーになることを期待したい。
いつか海外に移籍してしまう選手だとは思うが、それまで鹿島アントラーズのエースとしての活躍を楽しみにしている。